WordPressで構築されており、独自のテーマを内製している依頼主企業様のWebサイトに、ソースコードを自動的に本番環境に公開するデプロイパイプラインを構築しました。
システム担当者が退職することとなり、管理を引き継がせていただくこととなりました。引き継いだシステムでは、最新のソースコードを本番環境にリリースするためにサーバーにSSH接続して、手動で git pull
コマンドを実行する運用となっており、以下の不都合があったため、それらの解消を目指しました。
GitHub Actionsを使ってデプロイパイプラインを構築しました。
解決したかった課題が解決でき、最小限の工数で安心して本番環境へのリリースができる体制が得られました。それにより、開発作業を細かい単位に分割して、細かくリリースしていく開発フローが可能になり、全体の生産性が向上しました。
また、本番環境のSSH権限を付与していない開発者でも安全に本番環境にリリースできるようになったことで、チーム開発を始める場合でもセキュリティ面の問題やシステム障害のリスクを抑えられるようになりました。